コンプライアンス

コンプライアンス体制の推進

TOKAIグループでは、あらゆる法令やルールを遵守し、企業倫理の徹底を図ることを目的に、「TOKAI企業行動憲章」を定めておりますが、2011年4月のグループ経営統合にあたり、当社に「グループコンプライアンス・リスク管理委員会」を設置するとともに、グループ各社に「コンプライアンス責任者」及び「コンプライアンス担当者」を配置し、役員・従業員のコンプライアンス意識の醸成に努めています。

さらに、役員・従業員が業務を遂行するにあたり、法令等を遵守し、責任ある行動をとることを目的として、「TOKAIグループコンプライアンス・ルールブック」を役員・従業員全員に配布するとともに、研修活動を通じてコンプライアンス意識を高める活動を行っております。

このような活動を通じ、グループの役員・従業員全員が一丸となって法令遵守体制の強化に取り組み、社会から信頼され続ける企業を目指してまいります。

TOKAI 企業行動憲章

第1条(商品・サービスの安全)
社会の進歩や人々の快適な生活に貢献する商品、サービスを安全に十分配慮して開発、提供する。
第2条(公正競争)
公正、透明、自由な市場競争に基づく適正な取引を行い、社会の信用を第一に考えた経営と事業活動を行う。また、政治・行政との健全かつ正常な関係の維持に努める。
第3条(社会とのコミュニケーション)
株主、顧客、投資家、取引先、地域社会の方々など当社を取りまく関係者とのコミュニケーションを図り、企業情報を適時かつ公正に開示する。
第4条(環境保全)
環境問題への取組みは企業の存在と活動に必須の要件であることを認識し、自主的、積極的に行動する。
第5条(法令遵守)
あらゆる法令やルールを厳格に遵守し、社会的規範にもとることのない、誠実かつ公正な企業活動を遂行する。
第6条(働きやすい環境確保)
従業員のゆとりと豊かさを実現し、安全で働きやすい環境を確保するとともに、従業員の人格、個性を尊重する。
第7条(反社会的勢力との対決)
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体とは断固として対決する。

内部通報制度

当社グループは、TOKAIグループの各社の従業員(社員、社員見習、準社員、臨時員)、退職者及び派遣労働者(以下「従業員等」という)からの、組織又は個人の法令違反行為等に関する通報・相談を促す仕組を作ることにより、不正行為等の早期発見と是正を図り、風通しの良い、コンプライアンス重視の企業風土を築くことを目的とし、内部通報制度を設けております。

通報に関する事実関係等の調査は、グループコンプライアンス・リスク管理委員会委員長の指示により、通報の内容に応じ適切と思われる部署が速やかに実施し、その際、当該調査を担当する者は、自らが関係する通報事案の処理に関与してはならないものとしています。
そして、調査の結果、法令違反その他コンプライアンスに関する重要な事実が明らかになった場合には、グループコンプライアンス・リスク管理委員会は、取締役会及び監査役会に直ちに報告するものとし、速やかに是正措置及び再発防止策を講じます。

また、通報者が通報を行ったことを理由として、通報者に対していかなる不利益扱いを禁じています。