社内環境整備方針
社内環境整備方針
当社グループでは、「理想の組織」の実現に向け、「①ダイバーシティの推進」、「②安心して働ける職場環境の整備」の2つを重要な要素と位置付け、人財が活躍できる社内環境の整備に取り組んでまいります。
①ダイバーシティの推進(セーフ指標)
人財の多様性を競争力の源泉と捉え、ダイバーシティの推進に取り組んでおります。年齢、国籍、性別、性自認、性的指向、障がいの有無等にかかわらず、多様な人財がそれぞれの能力を発揮できるよう、誰もが安心して意見を述べ挑戦できる心理的安全性の高い職場づくりとともに、多様性を活かす組織風土の醸成をすすめてまいります。
②安心して働ける職場環境の整備(WLB指標)
多様な人財が安心して活躍できるよう、ワークライフバランスの向上を重視し、柔軟な働き方の推進や両立支援の充実など、働きやすい職場環境の整備に取り組んでおります。これにより、一人ひとりがライフステージに応じて安心して働き続け、その能力を最大限に発揮できる環境の実現を目指してまいります。
| 当社グループの重要KPI項目 (年度別) |
実績値 | 目標値 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 2025 | 2028 | 2030 | |||
| 社内環境整備方針に関するKPI | 特に重要なKPI | (3)セーフ指標※1 | 69.1% | 70.3% | 75.0% | 80.0% |
| (4)WLB指標※1 | 68.6% | 69.4% | 75.0% | 80.0% | ||
- ※1設問への回答の内、肯定的な回答の割合を指標としています。
ダイバーシティの推進
女性活躍推進への取組み
女性活躍推進法に基づく行動計画
当社グループは、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(通称、女性活躍推進法)に基づき、行動計画を策定しています。 当社グループは、ダイバーシティ・マネジメントを標榜し、性別・国籍・年齢・採用形態等に関わらず、多様な人財が活躍できる企業となることを目指しております。 特に女性の活躍推進については、各種人事制度の充実でだれもが働きやすい環境を整備することだけでなく、様々な職場で女性従業員が能力を発揮できるよう取り組んでいます。
女性活躍推進プロジェクト
2012~2021年度の間、自薦と部署からの推薦された女性社員メンバーが、月に一回定例会を実施し、職場状況の共有や当社グループ内の課題について話し合い、どんな施策があれば従業員にとって働きやすい会社になるのかを検討しました。定例会以外にも、各事業所に訪問し、現場社員へヒヤリング等を実施しました。約1年間に渡り活動を行い、活動の最後には社長への報告会を開催し、ヒヤリング内容の報告や施策の提案を行いました。なかには、TOKAIグループファミリーデー(現、TOKAIグループわくわく家族ふれあいデー)の開催・計画付与休暇の取得率を業績考課評価項目へ追加等、実際に運用された施策もあります。
- ※2022年度より「ダイバーシティ推進プロジェクト」に進展し、プロジェクト活動を行っています。
女性キャリアアップ促進教育プログラム

2012年より将来の管理職、次世代の経営を担う女性社員を育成するため、毎年受講者を選抜し、約半年間にわたって、管理職を担う立場としての意欲やマネジメント力の向上を目的としたプログラムを実施しています。
<ポイント>
・上司も研修プログラムに参加し、キャリアを支援するマネジメントを学び参加者を伴走する
・メンター制度を導入し、所属・職種の異なる先輩社員(メンター)との交流により新しい知見を得る
・女性管理職・リーダーとの交流会を開催し、自分なりのリーダー像を描く機会とする
女性キャリア支援研修
女性活躍推進の社会背景を受け、当社グループでも、女性社員の意欲促進やキャリア開発に関わる研修を用意し、組織の風土づくりを進めています。
新卒女性社員研修
2012年より大卒の新入女性社員へのフォローの一環として、新卒女性社員研修を開催しています。入社後3ヶ月程経過した時点と、年度末の2回実施し、自身の業務の振り返りを行い、1年後、3年後ありたい姿を明確にし目標設定をすることで、当社グループで活躍する人財となる足がかりとします。
ビジネスサポート職向け研修
2013年から当社グループのビジネスサポート職社員を対象とした研修を実施しています。会社からの期待役割を理解し、組織貢献意欲を喚起すること、また、自身のキャリアプランを考え、長期的なキャリア形成について考える機会とすることを目的としています。
当社と中核事業会社の男女の賃金の差異
| 企業名 | 全労働者 | 正規雇用労働者 | パート・有期労働者 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
| (株)TOKAIホールディングス | 68.4 | 64.9 | 63.3 | 66.1 | 67.4 | 67.9 | 65.4 | 40.1 | 27.5 |
| (株)TOKAI | 50.7 | 52.4 | 56.5 | 56.6 | 58.8 | 62.8 | 43.7 | 47.2 | 52.1 |
| (株)TOKAIコミュニケーションズ | 67.9 | 67.2 | 68.3 | 69.9 | 72.2 | 73.9 | 75.1 | 75.1 | 87.8 |
| (株)TOKAIケーブルネットワーク | 58.6 | 49.1 | 57.2 | 61.5 | 61.4 | 72.6 | 71.8 | 77.1 | 93.4 |
| 東海ガス(株) | 58.4 | 58.0 | 61.0 | 60.6 | 63.8 | 68.3 | 49.0 | 70.6 | 88.2 |
(補足説明)
- ※「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
- ※総賃金は賞与及び基準外賃金を含んでおります。
- ※パート・有期労働者には、パートタイム社員や再雇用者、契約社員等を含んでおり、顧問は含んでおりません。
- ※同一賃金同一労働により賃金に差は無く、資格等級別人数構成の差により賃金差異が生じております。
人財活躍支援
多様な人財の活躍支援
ダイバーシティ推進プロジェクト

2012年から毎年実施してきた「女性活躍推進プロジェクト」を発展させ、2022年度から「ダイバーシティ推進プロジェクト」をスタートしました。TOKAIグループ各社から集まった多種多様な有志メンバーで、『グループ全従業員がいきいきと働き活躍できる会社づくり』を目指し、活動をしています。
DE&Iへの理解を深め、自社の課題を明確にするために、毎年他社との交流会も実施しており、2025年5月には静岡県内企業5社での交流会を開催しました。
これまで、DE&I周知動画の作成(社長からのメッセージ)・心理的安全性周知リーフレットの作成・社内クラブ活動の紹介・女性営業社員のキャリアに関する調査など、現場従業員によるボトムアップ型の活動により成果を残してきています。

心理的安全性研修
働きがい・働きやすさを高め、一人一人が活躍できる職場づくりの実現のために、「心理的安全性」を理解し、組織内の対話を促進できるよう管理職に対して「心理的安全性研修」を実施しております。
DE&I研修
多様な人財が自身の個性や強みを活かし、活躍できる持続可能な組織となるために、DE&Iの重要性を理解する研修を2023年度より実施しております。
LGBTQ+の取組み
LGBTQ+研修
差別や偏見をなくし、当社グループの従業員誰もが自分らしく働くことを目的として、LGBTQ+に関する正しい知識、当事者との向き合い方について知識を身に着ける研修を2023年度より実施しております。
TOKAIグループにじいろ相談室の開設
従業員が誰でもLGBTQ+に関する相談ができる社内相談窓口を設けています。
障がい者雇用
障がい者の職域拡大と採用を推進しています。
障がいの有無にかかわらず、個々人がそれぞれの希望やスキルに合った仕事において活躍できる環境を整備することで、企業内の新たな価値の創造を目指します。
グローバル人財の活躍
当社グループでは、2026年4月時点で、32名の外国籍従業員が日本国内で活躍しています。また事業の拡大とともに海外にも複数の事業所を持ち、各国でグループ従業員が活躍しています。今後も多様な人財の活躍を支援する施策を検討し、企業文化の発展に繋げていきます。
働きやすい職場
育児休業制度
当社グループでは、ワークライフバランスの充実への一つの施策として、育児休業の取得を推進しています。
女性社員に関しては、取得率100%となっており、男性社員の育児休業取得も促進中です。
休業サポート手当制度
育児休業取得を促進する職場環境づくりのため、休業者の業務をサポートする従業員に対し手当を支給しています。
出産祝金制度
従業員またはその配偶者が出産したときは、出産祝金を支給しています。
介護休業制度
仕事と介護の両立ができるよう介護の必要な家族のいる従業員は、ご家族の介護のために休暇の取得や、 最長で93日間休業できる制度です。
時差勤務
育児や介護等と仕事の両立のため、所定労働時間の始業時間を変更することができます。育児に関しては子どもが小学校6年生を修了するまで利用することができ、時間は午前8時から10時の間で15分単位で定めることができます。
時短勤務
育児や介護等と仕事の両立のため、短時間勤務が可能です。始業終業時間は複数からの選択式となっています。育児に関しては法定基準を上回り、子どもが小学校6年生を修了するまで制度を利用することができます。
治療と仕事の両立支援制度
治療と仕事の両立支援を目的として、治療をしながら働く従業員は所定労働時間の始業・終業時間の変更や短時間勤務をすることができます。
特に不妊治療については、1年度5日間を上限とする有給のライフサポート特別休暇、最大1年間取得可能なライフサポート休業を設け支援をしています。
テレワーク勤務
育児や介護の両立、また通勤時間のストレス削減などを目的に、より柔軟な働き方の実現を目指した制度で自宅・サテライトオフィスなどから勤務することができます。在宅勤務者については在宅勤務手当が支給されます。
フレックスタイム制度
従業員が就業時間を自由に設定できるフレックスタイム制度を導入しています。ワークライフバランスの向上と業務の効率化を促進しています。
休暇制度
年間9日間の有給休暇の取得を事前に申請できる「計画付与休暇」、失効してしまう年次有給休暇を年間5日を限度に50日(介護の場合は100日)まで積み立てることができる「保存休暇制度」を設け、従業員のワークライフバランスや労働福祉の充実を図っています。
リフレッシュ休暇
心身ともにリフレッシュし、活力の再生、創造開発を促進することを目的として、永年勤続者に特別休暇と賞金を付与しています。
TOKAIグループわくわく家族ふれあいデー
従業員とその家族を参加者として招くイベントです。 当社グループで働く従業員の家族が、グループ各社及びその仕事に興味を持つこと、また従業員自身が家族とのつながりを深め、個々人のワークライフバランスについて考える機会を提供しています。
外部評価
「プラチナくるみん」認定

TOKAIグループ(株式会社TOKAIホールディングス、株式会社TOKAIコミュニケーションズ、東海ガス株式会社、株式会社TOKAIケーブルネットワーク、株式会社TOKAIマネジメントサービス 計5社)が、厚生労働省静岡局より認定を受け、2019年5月に「プラチナくるみん」を取得しました。 当社グループは、ワークライフバランスを実現させるために、育児・介護・治療と仕事の両立支援、有休消化取得推進など様々な観点から「働き方改革」を推進しています。
「ウェルビーイングISOガイドライン 認定レベル2」取得

TOKAIグループ(株式会社TOKAIホールディングス、株式会社TOKAI、株式会社TOKAIコミュニケーションズ、株式会社TOKAIケーブルネットワーク、東海ガス株式会社、株式会社TOKAIマネジメントサービス 計6社)が国際規格ISO25554に基づく「ウェルビーイングISOガイドライン認定」制度において、静岡県内企業初となる「認定レベル2」を取得しました。今回の認定は従業員向けのエンゲージメントサーベイの定期的な実施と、従業員からのフィードバックに基づいた包括的な施策の展開による、ウェルビーイング向上プロセス構築の取組みが評価されたものです。当社グループは今後も従業員のウェルビーイング向上と「働きがいのある元気な企業集団の実現」に取り組んでまいります。
「えるぼし」認定

株式会社TOKAIホールディングスは2020年12月に、株式会社TOKAIマネジメントサービスは2021年10月に「えるぼし(3段階目)」を、株式会社TOKAIコミュニケーションズは2026年10月に「えるぼし(2段階目)」を厚生労働省静岡局より認定を受け取得しました。
当社グループは女性をはじめとする多様な人財の活躍を支援し、誰もが活躍できる職場環境の整備を推進しています。
- ※「えるぼし」とは、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」に基づき、一定の基準を満たし、女性活躍推進に関する状況等が優良な企業を認定する制度です。
「心理的安全性AWARD2025 シルバーリング」受賞

TOKAIグループが、心理的安全で効果的な組織づくりに取り組むチーム・組織を讃える祭典「心理的安全性AWARD2025」にて、『シルバーリング』を受賞しました。
当社グループは「人財・組織の活力最大化」に取り組んでおり、今後も心理的安全性を向上させるための取組みを進めて参ります。