人的資本経営方針
人財戦略(「理想の個」、「理想の組織」)を
実施することで従業員のウェルビーイング向上を目指す
- ※一人ひとりを、大切な財産であると考えており、人材の『材』を財産の『財』にて表現をしています。
当社グループでは「理想の個」と「理想の組織」の実現をめざし、人的資本への投資を進めております。理想の姿の実現に向けて、「強みの発揮」、「キャリアの自律」、「ダイバーシティの推進」、「安心して働ける職場環境の整備」、「従業員の健康維持・増進」、「グループ方針の浸透と共感」に取り組んでおります。
中期経営計画2028の期間において、人財戦略の指針として「笑顔と挑戦で未来を創る」を掲げ、本指針に基づき、当社が目指す方向性や重視する価値観を4つの会社像として描いております。
<4つの会社像>
①自分も周りも笑顔で働いている会社
②社会を支えているという貢献を実感できる会社
③成長を実感できる会社
④チャレンジと自己実現を応援する会社
4つの会社像を通じて会社の方向性を明確にし、さらには「理想の個」と「理想の組織」を掲げることで、従業員一人ひとりが自らの役割や期待される行動、求められる成長の方向性を示し、主体的なスキルアップや新たな挑戦を促すとともに、評価・育成・職場環境の整備を含む人事施策を通じて、従業員が安心して能力を発揮できる環境づくりを進めていきます。
これらの取組みにより、従業員一人ひとりのウェルビーイング向上と、組織全体の活力最大化を目指してまいります。
当社グループが目指す2つの理想の姿
- 『理想の個』
従業員自身が環境変化に適応し、自己変革に絶えず挑戦し、人生の「喜び・生きがい」の目標達成に向けて自律的にキャリアアップが出来る姿を目指します。
- 『理想の組織』
目標達成のため、上下関係なく健全なコンフリクトがあり、互いに柔軟なアイデアを生み出し、協力し合って課題に取り組むことができ、エンゲージメント及びチーム生産性の高い組織風土を目指します。

当社グループの主要KPI
当社グループでは「理想の個」と「理想の組織」の実現に向けて下記6つの指標を掲げております。
従業員の自律性を育み、働きやすい職場環境を構築することにより、従業員のウェルビーイング向上を図ってまいります。
『笑顔と挑戦で未来を創る』の実現に向けた人的資本の拡充を進め、指標と目標の達成を目指してまいります。

1)戦略
人財育成方針
当社グループでは、「理想の個」の実現に向け、「①強みの発揮」、「②キャリアの自律」の2つを重要な要素と位置付け、一人ひとりが自律的に成長できる人財育成に取り組んでまいります。
①強みの発揮
従業員一人ひとりの強みの発揮が組織全体の成果につながることから、多様な人財が自身の強みを最大限に発揮できるよう、適切な配置や育成の機会を提供し、従業員の挑戦を支えてまいります。
②キャリアの自律
主体的なキャリアの選択は、従業員の成長につながることから、従業員が自らの志向や強みを踏まえてキャリアを築いていけるよう、キャリア選択の機会の提供や対話の促進をすることで、従業員の自律的なキャリアアップと長期的な活躍を支援してまいります。
社内環境整備方針
当社グループでは、「理想の組織」の実現に向け、「①ダイバーシティの推進」、「②安心して働ける職場環境の整備」の2つを重要な要素と位置付け、人財が活躍できる社内環境の整備に取り組んでまいります。
①ダイバーシティの推進
人財の多様性を競争力の源泉と捉え、ダイバーシティの推進に取り組んでおります。年齢、国籍、性別、性自認、性的指向等にかかわらず、多様な人財がそれぞれの能力を発揮できるよう、誰もが安心して意見を述べ挑戦できる心理的安全性の高い職場づくりとともに、多様性を活かす組織風土の醸成をすすめてまいります。
②安心して働ける職場環境の整備
多様な人財が安心して活躍できるよう、ワークライフバランスの向上を重視し、柔軟な働き方の推進や両立支援の充実など、働きやすい職場環境の整備に取り組んでおります。これにより、一人ひとりがライフステージに応じて安心して働き続け、その能力を最大限に発揮できる環境の実現を目指してまいります。
人財基盤の整備
当社グループでは、「理想の個」「理想の組織」の実現に向け、「①従業員の健康維持・増進」、「②グループ方針の浸透と共感」の2つの要素が重要な基盤であると考えています。これらの人財基盤を整備・強化することで、その実現を推進してまいります。
①従業員の健康維持・増進
従業員一人ひとりが心身ともに健康で、意欲的に働き続けることは、当社グループの持続的な成長を支える原動力となることから、健康経営を推進することで、従業員一人ひとりの健康意識の向上を促し、心身ともに健やかに働き続けられる環境を整備してまいります。
②グループ方針の浸透と共感
グループ方針への浸透と共感は、組織としての一体感を醸成し、従業員が共通の方向性を持って業務に取り組むための重要な要素であると考えております。経営メッセージの発信や対話の機会の充実を通じて、方針の浸透と共感の促進を図ってまいります。
2)リスク管理
当社グループでは、上記の人財戦略を推進するにあたり、人財の獲得及び定着、多様性の確保、心理的安全性の確保、従業員エンゲージメントの低下、
企業方針への共感の低下、並びに労働者の健康に関する課題を、人財面における主なリスクとして認識しております。
これらのリスクを適切に管理するため、当社グループでは、各項目に関するKPIを設定するとともに、継続的なモニタリング及びリスク対応に取り組んでまいります。
3)指標と目標
| 当社グループの重要なKPI項目 (年度別) |
実績値 | 目標値 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 2025 | 2028 | 2030 | |||||
| 人財育成方針に関するKPI | 理想の個 | 特に重要なKPI | (1)ストレングス指標※1 | 62.9% | 64.6% | 68.0% | 70.0% | |
| (2)セルフキャリア指標※1 | 68.7% | 70.1% | 75.0% | 80.0% | ||||
| 社内環境整備方針に関するKPI | 理想の組織 | 特に重要なKPI | (3)セーフ(心理的安全性)指標※1 | 69.1% | 70.3% | 75.0% | 80.0% | |
| (4)WLB指標※1 | 68.6% | 69.4% | 75.0% | 80.0% | ||||
| 重要なKPI | 女性管理職比率 | 2.2% | 3.0% | 7.0% | 10.0% | |||
| 女性従業員比率※3 | 29.7% | 28.8% | 30.0% | 30.0% | ||||
| 育児休業取得率 | 男性 | 58.2% | 76.8% | 100.0% | 100.0% | |||
| 女性 | 100.0% | 100.0% | 100.0% | 100.0% | ||||
| 人財基盤整備に関するKPI | 特に重要なKPI | (5)健康リテラシーの高い従業員の割合※2 | 77.9% | 79.6% | 83.0% | 85.0% | ||
| (6)企業共感指標※2 | - | - | 65.0% | 68.0% | ||||
| その他のKPI | 理想の個 | 重要なKPI | 一人当たり営業利益※2 | 340万円 | 372万円 | +15%以上 (対2025比) |
- | |
| 人財の定着※4 | 97.0% | 97.4% | 98.0% | 98.0% | ||||
| キャリアの活躍(人財の活躍)※5 | 35.1% | 36.4% | 45.0% | 50.0% | ||||
| 理想の組織 | 人財の獲得※6 | 110.0% | 158.5% | 100.0% | 100.0% | |||
| キャリア採用者の割合※7 | 54.9% | 46.4% | 60.0% | 65.0% | ||||
| 有給休暇取得率※8 | 72.3% | 74.6% | 78.0% | 80.0% | ||||
- ※1エンゲージメントサーベイの設問への回答の内、肯定的な回答の割合を指標としている。
- ※2集計範囲は当社及び全連結子会社の従業員。
- ※3集計範囲は当社及び㈱ザ・トーカイ、㈱TOKAIコミュニケーションズ、㈱TOKAIケーブルネットワーク、東海ガス㈱、㈱TOKAIマネジメントサービスの従業員。
- ※4期末時点で期首に在籍していた社員数/期首に在籍していた社員数。
- ※5管理職全体人数に対するキャリア入社者の割合。
- ※6実際の採用者数(新卒・キャリア含む)/期首の採用予定者数(新卒・キャリア採用含む)
- ※7各事業年度における入社者全体数に対するキャリア入社者の割合。
- ※8集計範囲は当社及び㈱ザ・トーカイ、㈱TOKAIコミュニケーションズ、㈱TOKAIケーブルネットワーク、東海ガス㈱、㈱TOKAIマネジメントサービスの従業員。
集計期間は各年度1月1日から12月31日。