株主との対話の推進と開示について

1. 株主・投資家との対話について

2024年度実績(2024.4.1~2025.3.31)

実績 活動内容 対応者
決算説明会 年2回
(5・11月)
  • 実績の進捗・通期業績予想
  • 企業価値向上に向けた取組み
代表取締役社長
代表取締役専務
取締役(事業会社社長)
常務執行役員(経営管理)
機関投資家
個別ミーティング
延べ
45社
  • ミーティング相手先:
    アナリスト、
    ファンドマネージャー、
    議決権行使担当者等
  • 国内外割合:
    国内70%, 海外30%
IR部門

2. 株主・投資家との対話のテーマ

事業戦略

  • 中期経営計画(業績予想)の進捗、長期ビジョン
  • 資本コストや資本効率を意識した経営
  • 事業ポートフォリオ(成長投資分野)
  • キャッシュアロケーション(株主還元含む)

ESG

  • E: カーボンニュートラル対応の進捗状況
  • S: 人的資本経営の取組み
  • G: 政策保有株式の方針

その他

  • LPガスの業界再編について
  • 人財確保の現状と対応について

3. 株主・投資家との対話の事例

株主・投資家

当社

事業ポートフォリオについて、
長期目線でどの分野に資金配分していくのか。
  • 資本収益性と成長性の2軸で、グループ全体最適を実現するポートフォリオ構築に向けたマネジメントを強化していく。
  • 現中計では「エネルギー」「法人向け情報通信」を成長領域と位置付けている。次期中計ではGX関連、海外等の期待領域にも注力していく考え。
株主還元について、
財務の健全化を踏まえ次期中計に向け
どのように考えているのか。
  • 株主還元はキャッシュ配分が重要となってくる。事業拡大を優先し、キャッシュを使用していく。
  • 株主配当も重要視しており40~50%の配当性向を維持する方針。
  • 自己株取得は、キャッシュ配分を見ながら検討していく。
政府が2050年までに
カーボンニュートラル達成を掲げているが、
この取組みがLPガス事業に与える影響は。
  • LPガスの燃焼時のCO2排出係数は、LNGを含めた化石燃料の中でもトップクラスの環境性能でクリーンなエネルギー。
  • 当社は、自社の事業活動による温室効果ガス排出量を2050年までに100%削減する方針。
  • また、高効率給湯器や太陽光発電など環境商品の普及促進に努め、お客様のエネルギー利用におけるGX推進も進めていく。

4. フィードバックの実施状況

投資家、アナリスト等との対話により得られた意見や課題等については、適時に情報共有を実施

フィードバック方法

取締役会及び経営会議メンバー、執行役員会メンバー等へタイムリーに情報共有し、経営戦略に反映