トップメッセージ

“Life Design Group”への進化を目指し、新たな挑戦に取り組んでまいります。

 当社グループは2021年4月にホールディングス体制となって10年という節目の年を迎えました。そして次の10年に向けて“Life Design Group”を目指す姿に掲げ、その第一歩としての中期経営計画「Innovation Plan 2024“Design the Future Life”」をスタートさせました。

 これからは、生活を支えるインフラサービスはもちろん、暮らしを支えるためのトータルサポート、そして社会課題を背景とした過ごしたい暮らしの潜在ニーズへアプローチしてまいります。

コロナ禍にあっても、売上高、すべての利益項目で過去最高を更新しました

 2021年3月期は、1年を通じて全世界が新型コロナウイルス感染症の渦中にありました。そして、新たな年度に入ってからもなお、コロナ禍は継続しており、今後も予断を許さない社会・経済状態にあります。

 このような中、当社グループは、お客様と従業員の安全を最優先しながらの事業活動を展開いたしました。人との接触を極力回避し、例えば、営業活動においては、Webを活用した情報発信や商談会などを積極的に実施しました。

 また、LPガス事業、建築設備不動産事業においては国内における新規エリアへ進出したほか、ベトナムでLPガス事業への参入を果たすなど海外展開も加速いたしました。

その他、「ABCIR+S(アブサーズ)※」の実践、ICTを活用した新基幹システムの運用開始や、新たな自動検針システムの本格導入など、お客様サービスの質的向上、業務の効率化、働き方改革の深化に努めました。

 その結果、継続取引顧客件数は、前期末から9万5千件増加して309万9千件、TLC(Total Life Concierge)会員数は同8万3千件増の97万9千件となりました。

 また、連結業績は、売上高1,967億円(前期比0.4%増)、営業利益152億円(同7.0%増)、経常利益153億円(同5.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益88億円(同7.0%増)と、4期連続の増収、3期連続の増益となりました。なお、いずれの項目も過去最高を更新いたしました。

人々のライフスタイルを創る企業グループへと進化します

代表取締役社長(CEO) 鴇田 勝彦の写真

 この10年で当社グループは確実に体質強化が進みました。自己資本比率は7.7%から41.6%へと向上し、財務体質が大幅に改善、さらに、顧客件数は1.3倍、営業利益は1.4倍と、収益力の強化も着実に進んでおります。

 ROEは12.7%と、資本効率も高水準を維持しており、これらの結果、時価総額は約2.5倍にまで拡大しました。当期は、これまでの成果を基に、次の10年に向けて始動いたします。

 SDGsの世界的要請や脱炭素化、クリーンエネルギーの潮流、エネルギーの自由化、デジタル化、働き方改革、人口減少と少子高齢化など、今、ビジネスの環境は激しく変化し始めています。また、昨年からはコロナ禍による生活様式の変化が加わりました。こうした環境の変化に対して当社グループは、今後10年をかけて、サステナブルに成長し続け、人々の生活を創る企業グループ「Life Design Group」を目指してまいります。これまでの「生活インフラの提供」から一歩踏み出して、「暮らしのサポート」、さらには「ライフスタイルのデザイン」を進めることで、社会課題の解決に貢献していきたいと考えております。

 今後とも倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長(CEO)
鴇田 勝彦

2021年6月

※ABCIR+S(アブサーズ):当社グループの技術革新へ向けた戦略のこと。AI(A)、Big Data(B)、Cloud(C)、IoT(I)、Robotics(R)、Smart Phone(S)、それぞれの頭文字を繋げた造語。