災害時、現場でどう動くか。
竜巻被害に遭った地域で、 TOKAI榛原支店が取り組んだこと。
2026年06月18日

2025年9月に発生した台風15号を皆さん覚えていますか。
静岡県内では、牧之原市から吉田町にかけて、観測史上最大級の竜巻が発生しました。
このエリアでガスを供給しているTOKAI榛原支店では、従業員が現場でさまざまな対応にあたりました。当時の取り組みをあらためて振り返ります。
観測史上最大級の竜巻発生
9月3日(水)頃より台風15号の影響により各地で非常に激しい雨や暴風が発生しました。静岡県内では5日正午過ぎに牧之原市から吉田町にかけて、観測史上最大級の竜巻が発生し、多数の住宅が被害を受けました。また電柱の倒壊が相次ぎ、広範囲で数日間の停電が発生しました。
TOKAI榛原支店の従業員が現場へ
9月5日、吉田町にあるTOKAI榛原支店は、竜巻が通過した経路ではなかったため被害はありませんでしたが、停電が発生していました。横殴りの雨の中、安全確認をしつつ、支店内への浸水を防ぐための対応や発電機を準備し、最低限パソコン1台を稼働させて業務継続ができるような体制を確保していました。
午後3時頃、ようやく雨があがったとき、支店の前を通行している住民や竜巻の現場付近にいた従業員から「大変なことになっている」「電柱倒壊の影響により車では通行できない」との声が聞かれ、被害状況がかなり深刻であることを把握しました。
そこで榛原支店では、現場に駆けつけることができる従業員が、車の進入可能な地点まで車で行き、そこから歩いて現場に入りました。元々現場にいた従業員と合わせて約10名で手分けして、倒れていたLPガスのボンベを起こしたり、バルブを閉めてガスが漏れないようにしたりと、二次被害を防ぐための措置を行いました。


TOKAIとしてできることを
翌日(9月6日)には、二次災害を防ぐための措置だけでなく、徐々に車で通行できる道路も増えてきたため、ボンベの引き上げやガス機器の故障対応も行いました。
また当時は気温の高い日でしたが、停電中だったため、家屋の片づけを始めていた皆さんや暑熱対策として市が用意したクーリングバスで休憩していた皆さんへ、TOKAIのアクア(飲料水)「朝霧のしずく」のペットボトルとタオルを配布しました。
被災地域の住民の皆さんも自宅の片づけをしますが、災害ゴミを回収場所まで持っていく方法がない方がいるということを聞きました。
そこで榛原支店では、TOKAIの他支店に協力を要請し、TOKAIおよび子会社であるエナジーラインのトラックを確保。災害ゴミをトラックに積んで繰り返しゴミ回収場所まで運びました。


行動の原動力とは
私たちには地域の皆さんと大切に培ってきた“つながり”があります。
連絡方法や移動手段が万全に確保できない中、TOKAI従業員の一人一人が持つ「あのご家庭は困ってないかな?」というような身内を想う素直な気持ちが行動の原動力でした。公式な支援要請だけでなく、「困っている方に手を差し伸べる」そんなささやかな心遣いが、被災直後の混乱の中で少しでもお役に立てたのではないかと考えています。
そして、今回の対応に対し、多くの地域住民の皆さんから「ありがとう」「頑張れ」と、感謝や応援のお言葉をいただき、従業員一同大きな励みとなっています。
台風15号発生から約9か月。
この災害によって、多くの方がさまざまな困難に直面しました。被害にあわれたすべての皆さま、ご家族に心よりお見舞い申し上げます。
災害現場で動いた従業員の対応は、グループとしても今後の支援や防災への気付きにつながりました。
あの日の出来事やお互いの支え合いを忘れず、得られた教訓を元に、これからも備えと連携体制の強化に努めてまいります。
参考)寄付金の進呈
2025年10月3日、株式会社TOKAI、及び株式会社TOKAIケーブルネットワークは牧之原市と吉田町に企業版ふるさと納税による寄付を行いました。
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TOKAIホールディングス / 2009年入社
趣味は、旅行。
テレビ、雑誌、SNSを見ながら次の休みはどこにいこうかといつも考えています。

