【TOKAIグループ2025新CM・ポスター公開】
「決意の笑顔・職場から」篇 制作後記
2025年04月30日
2025年4月より、TOKAIグループの新しいCM・ポスターが公開されました。2024年に策定したコーポレートスローガン「暮らしに社会にもっと笑顔を。」をもとに、前作のCM・ポスターを「宣言」と位置付けるならば、今作は「実践」。CMでは、TOKAIグループにある多様な“職場”を舞台に、総勢32名の従業員と、TOKAIホールディングス 小栗社長に出演してもらいました。個性豊かな「笑顔」と一人ひとりの「声」で言葉をつなぎ、私たちの決意を描いています。
そんな新CM・ポスターの制作の様子を一部、広報担当の視点でお届けします。
"職場"を舞台に
今回の制作で前作と大きく異なるのは、舞台がTOKAIグループの実際の“職場”という点です。限られた日程の中で撮影が可能な拠点で、グループらしさが伝わる職場を選定するにあたり、慎重に検討を重ねました。実際に複数の候補地を訪れて広告会社の制作チームと一緒に下見を行い、現地の従業員にあらゆる職場を案内してもらいました。同じグループといえども、普段はメールや電話でのやり取りが中心で、お会いするのは今回が初めてという場面も。各拠点の方々と対面でお話ができて貴重な経験でした。直接目で見て、職場ごとの空気を肌で感じたことで、自分の中でのTOKAIグループの解像度が上がったように思います。
最終的に決まったのは7つの拠点。営業時間や移動時間、各地の状況を考慮しながら撮影スケジュールを組むのは、なかなか大変な作業でした。撮影前日まで頭を抱えることもありましたが、各地の皆さんや社外の制作チームの皆さんが柔軟に対応してくださり、無事に撮影当日を迎えることができました。
各地での撮影
撮影は、静岡市内にある本社ビルのエントランスからスタート。このビルで働く私たちにとっては、毎日のように通る場所です。カメラの映像をモニター越しに見せてもらうと、日常の風景が印象を変え、なんだかドラマチックに映っていたのが新鮮でした。職場の新しい一面を発見できたような気がします。
ＣＭの撮影に続いて、同じ場所でポスターの撮影も行いました。モデルはこちらもTOKAIグループの従業員。あまり慣れないシチュエーションに初めはどこか少しぎこちない雰囲気も、カメラマンの方がたくさん声をかけてくださりながら撮影が進むと、緊張がほどけて、出演者も周りも自然と笑みが広がりました。時には出演者の上司がカメラの後ろに立って、部下を笑わそうとする場面も。誰かのひとことや笑顔からまた次の笑顔に広がり、なごやかな空気のなかで撮影が進んでいきました。
▲アクア焼津プラント内、ボトルがずらっと並ぶ倉庫での撮影風景。１回目のテイクでOKが出たときは少々どよめきました。
▲東海造船運輸大井川基地にて。当日の朝は雲が広がる空模様でしたが、頼もしい天気運の持ち主のおかげで、撮影の頃には晴天に恵まれました。
2日間で全ての撮影を完了し、編集や最終確認を終えて無事TOKAI グループの新しいCMとポスターが完成しました。TVCMは、2025年4月から放送を開始、ポスターはグループの各拠点に掲示しています。テレビでＣＭを見た出演者からは、「親戚中で話題になっている」「営業の際にお客さんとの会話で盛り上がった」などの声も届いています。このようなうれしいリアクションが聞けるのは、制作に協力してくださった皆さまのおかげです。
笑うって、むずかしい
撮影の合間、出演者の一人が「笑うって、むずかしいですね」と話しかけてくれました。確かに、人にお願いされて、はいって笑うのは少しハードルが高いかもしれません。カメラの前だとなおさらですが、カメラマンの方のちょっとした一言や、部下の緊張を解こうとする上司の姿から、笑顔が生まれて、空気がほどけて、また次の誰かへ笑みが広がり、自然な表情が撮れて―――今回の制作を通して、笑顔から次の笑顔へ広がるとポジティブな連鎖につながることを、テレビで流れるCMや職場のポスターを見ては、思い返しています。
出演してくれた従業員の皆さま、撮影地として協力いただいた各職場の皆さま、そして一緒に制作を進めてくださった社内外の皆さま、本当にありがとうございました。TOKAIグループらしい多様な職場から、一人ひとりの笑顔と言葉で、私たちの決意が込められたCMとなっています。次のリンクからもご覧いただけますので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。
TOKAIグループ2025新ポスター
