就航5周年!葵舟(あおいぶね)の歩み

皆さんは「葵舟(あおいぶね)」をご存じでしょうか。
葵舟は、TOKAIケーブルネットワークが運営する、静岡市にある駿府城公園のお堀(約1.6km)をゆったりと40分で巡る遊覧船です。船頭さんのガイドとともに、櫓(やぐら)や石垣の刻印など、駿府城の歴史を感じながら四季折々の自然を楽しむことができます。

葵舟は、今年3月に就航5周年を迎えました。 本記事では、その誕生から現在までの歩みをご紹介します。

葵舟誕生の背景

葵舟は、駿府城公園の歴史資源を活かし、地域の魅力を発信する取り組みとして誕生しました。
2021年3月、静岡市が進める「駿府城公園お堀の水辺活用事業」において、プロポーザル型公募を経てTOKAIケーブルネットワークが運営事業者に選定され、運航がスタートしました。舟は3隻あり、静岡市の花であるタチアオイとハナミズキなど、静岡にちなんだ意匠が施されています。

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葵舟の船体 ※葵舟HPより


土日祝日の通常運航に加え、予約制の貸切舟や、地域の皆さまと連携した多彩な企画舟も実施しながら、地域に根ざした取り組みを進めています。

航路から見える歴史的スポット

駿府城は、徳川家康が築いた城で、天守等は火災により焼失したものの、櫓や門、お堀の一部が残り、葵舟からはその姿を間近に見ることができます。

二ノ丸の南西の方角に位置する櫓坤櫓(ひつじさるやぐら)付近では、東御門周辺よりも高い石垣に囲まれたように感じます。これは東側よりも西側の標高が高いためで、より高い所から敵に攻撃されることを想定し、駿府城は西側の守りを手厚くしています。
舟上からはその工夫の1つである、石落としを見上げることができます。

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坤櫓(ひつじさるやぐら)の石落とし ※葵舟HPより


また、石垣には、築城に携わった大名や職人たちの作業場を示す「刻印」や、石を割るための「矢穴(やあな)」が残り、歴史を今に伝えています。

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石垣の刻印と矢穴 ※葵舟HPより

地域とつながる企画舟の取り組み

葵舟では、地域の皆さまと連携した企画舟を実施しています。

定番企画「おでん舟」は、駿府城公園内にあるおでんやさん「おでんや おばちゃん」とのコラボ。舟上で味わう静岡おでんとお堀の景色が好評をいただいています。

この他、プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」の公式マスコット「ベルティ」と乗船する企画や、静岡市環境共生課・水族館「スマートアクアリウム静岡」と連携し、親子を対象にお堀の水生生物調査を行いました。

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静岡おでんとお堀の景色ベルティと触れ合う乗船者

公式キャラクター「ダモン」誕生

2025年には、葵舟の公式キャラクター「ダモン」が誕生しました。 おでんをモチーフとし、静岡弁の「〜だもんで」から名付けられた、葵舟の船頭見習いです。社員のアイデアから誕生したダモンは、今後、グッズ展開やSNSでの発信を通じて、葵舟の魅力をより多くの方へ届ける役割を担っていきます。

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社員の手描きラフ案公式キャラクター「ダモン」

5周年を迎えて

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多くの皆さまのご支援により、葵舟は就航5周年を迎えることができました。

今後も、安全運航を第一に、皆さまにワクワクしていただける企画を積極的に進めてまいります。
5周年を記念した特別イベントをはじめ、海外からのお客様に向けたインバウンド施策や、キャラクターを活用した取り組みなど、さらなる価値創出に挑戦してまいります。

歴史と地域をつなぐ葵舟。 これからも、地域とともに歩み続けます。

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この記事を書いた人
しお

葵舟のSNSを更新しています。東北出身です。
最近初めて生牡蠣を食べました。味はご想像にお任せします。葵舟とダモンを応援のほどよろしくお願いします!