TOKAIアクア富士山プラントの工場見学!
~うるのんが安全・安心に届く理由~
2026年07月16日

【はじめに】
皆さんは、普段の水分補給に何を飲んでいますか?もしかしたら、TOKAIが提供している宅配水サービス「おいしい水の贈りもの うるのん」をお使いいただいている方もいるかもしれませんね。
今回、「うるのん」のお水『富士の天然水さらり』がどのように作られているのか、その安全・安心の理由を探るべく、TOKAIアクア富士山プラントを見学してきました。
工場の裏側を、I.T工場長へのインタビューとともにお届けします。
①TOKAIアクア富士山プラントとは?
富士山の西南側に広がる裾野の一角、南陵工業団地内に2013年に建設され稼働している自社工場です。工場の敷地内の井戸から、富士の天然水を汲みあげてその日のうちに製品化し、発送までを一貫してこなす「うるのん」のお水『富士の天然水さらり』の製造拠点です。私たちが製造する『富士の天然水さらり』は富士宮市南陵に構える自社工場の敷地内にある深井戸から汲み上げた地下水を原料にしています。汲み上げた地下水には不純物がほとんど含まれておらず、まろやかで口当たりが軽く、商品名のとおり『さらり』とした爽やかな飲み口が特長です。毎日の水分補給にふさわしい、すっきりとした味わいとなっています。
富士の天然水さらり:https://ulunom.tokai.jp/about/water
②工場見学スタート!~製造工程~
プラント内の製造工程を順に追いかけてみましょう。
【01 水源】
アクア富士山プラント内の深井戸から汲みあげた地下水が「富士の天然水さらり」の原水となります。
富士山の雄大な自然のフィルターによって長い時間をかけて磨き上げられた原水を深井戸から汲んでいます。実際の深井戸は屋外にあり、鍵がかけられて厳重管理されています。
【02 原水殺菌】
原水はプレフィルターによる1次ろ過工程を経て、タンクに貯水されます。その後、プレート式熱殺菌機による加熱殺菌工程、精密ろ過フィルターによる最終ろ過工程を経て、製品水として充填機へと送られます。

原水タンクは外に二つあります。

プレート式熱殺菌機を使用して、120℃まで加熱し殺菌しています。

最後に2種類の精密ろ過フィルターでろ過しています。
【03 ボトル成形】
うるのんのお水「富士の天然水さらり」は、ペットボトルと同じPET樹脂で作られた、使い捨てタイプのワンウェイボトルを採用しています。このボトルは、ウォーターサーバーにセットすると、利用に合わせて自動で圧縮されるため、空気が入りにくく、雑菌の繁殖を抑えられて衛生的です。使用後は資源ごみとしてそのまま捨てることができます。
ボトルは「ブロー成形機」と呼ばれる装置で製造していきます。まず、プリフォーム(ペットボトルの原型)をヒーターにて加熱し、専用の金型にセットします。次に内部に空気を入れて膨らませ、膨らんだプラスチックを金型で冷却する事でボトルが成形されます。

この透明なものがプリフォームです。使用する前に、一定の温度や湿度で管理された「エージング室」にて保管し、すべてが同じ品質になるよう管理しています。

こちらは「ブロー成形機」の一部です。写真中央付近のオレンジ色に映っている部分 で、プリフォームがヒーターで加熱されています。加熱され柔らかくなったプリフォームは、その先で風船のように空気を勢いよく吹き込まれ、ボトルの形に成形されます。
【04 ボトル充填】
成形されたボトルは自動で充填機へと運ばれます。そこで殺菌・洗浄処理を施された後、製品水が充填されキャップが取り付けられます。

充填機内を移動するボトル(右下)と、殺菌・洗浄処理をされているボトル(上部中央)です。

充填中のボトルです。ものすごい速さでボトルの中にお水が満たされていきます。

3本ずつ青いキャップを上から押して、取り付けていきます。
【05 検品】
ボトルが外観基準を満たしているかどうかを目視で検査します。その後、ボトルは段ボールに箱詰めされ、ウェイトチェッカーで重量が計測されます。最後に、2箱1セットにして倉庫へ移送します。

流れてくるボトルを1本ずつチェックしています。ちょうどキャップシールが綺麗に貼れていないものがあったため、取り除いていました。

1本あたり約12kgあるボトルですが、ロボットが軽々と持ち上げ、丁寧に段ボールへ詰めていました。
【06 倉庫での保管】
製品検査が完了するまでの間、製品は倉庫で保管されます。出荷基準を満たしていることが確認された製品だけが、お客様のもとへ出荷されます。
ロボットアームで60箱1組となるように積んでいきます。

製品検査結果待ちのダンボールがずらりと並んでいます。
【07 検査室】
クリーン環境下の検査室にて微生物検査(一般細菌・大腸菌群・真菌等)や理化学検査を行っており、安全・安心な製品作りを支えています。

検査室の様子です。
③工場長へのインタビュー:「水の安心を支える現場の声」
富士山プラントでのお水の生産について、アクア富士山プラントのI.T工場長へさらに深堀りしてみました!
「加熱殺菌処理」と「精密ろ過フィルターによる除菌処理」を併用している点です。ランニングコストはかかりますが、製品の安全性を高めるためには重要なポイントです。
おいしい水を安全・安心にお届けするため、原料から充填・出荷まで厳しい管理体制で製造しています。さらに、独自のルールを設けて法令より厳しい条件で検査し、安全性とおいしさを徹底して確認しています。
安定した品質のボトルを成形するために、成形機の温度や圧力の管理を徹底するほか、成形室内の環境(温湿度)や原料となるプリフォームの温度を一定にすることが重要なポイントです。
④富士山の自然を守る地域貢献活動
アクア富士山プラントは、富士山の麓で採水した地下水を原料として製造を行っています。そのため富士山の自然が過去から現在、未来にかけて変わらずに豊かに保たれていることがおいしいお水のためにも重要となってきます。
2025年には、富士山への感謝の気持ちを込めて、山麓の環境保全や地域に根差した取り組みの一環として、『富士山ゴミ減量大作戦』に参加しました。本イベントを通じて、美しい自然を守るためには一人ひとりの意識と行動が必要であることを改めて実感したようです。
今後も富士山の地下水利用者として、富士山麓の環境保護活動に積極的に参加していきたいと考えているそうです。
さらに、アクア富士山プラントは『富士山南陵の森フォレストセイバープロジェクト』にも、プラント竣工当初から参画しています。定期的に植樹作業や森の整備に参加し、自然保護活動に積極的に取り組んでいます。
【富士山南陵の森フォレストセイバープロジェクトについて】
このプロジェクトは、富士宮市が富士山南陵工業団地を開発する際、企業・地域・自然が持続的につながり、荒れた土地の再生と自然の保全を目的に、2010年4月12日に設立されました。2026年で活動開始から17年目を迎えています。
プロジェクトサイト:https://fuji-nanryo.com/
⑤まとめ

今回、アクア富士山プラントを訪問し、見学やインタビューをする中で、「富士の天然水さらり」がどのように私たちのもとへ届くのか、ひも解くことができました。特に、水の安全・安心のために徹底した衛生管理が行われていることを実感しました。撮影のため特別に工場内部まで入った際も、不純物やゴミ、菌などを持ち込まないための厳しいプロセスがしっかり設けられていました。日々細やかな対策が重ねられているからこそ「品質に妥協しない」と自信を持って言えるのだと納得しました。
すべては「お客様に美味しいお水を届けたい」という真心から始まっているのだと思います。また、環境保全や地域貢献にも真剣に取り組む姿勢に、水源である富士山への感謝や企業としての責任を大切にする強い意識も伝わってきました。
この記事を通じて、「うるのん」の天然水が生まれる背景や品質のこだわりが、少しでも多くの方に伝われば嬉しいです。
- ※ご感想・ご意見の送信に際して、氏名・メールアドレスなどの個人情報は一切収集いたしません。
この記事に登場したTOKAIグループのサービス

- この記事で登場した人
- I.T
TOKAI/ 2012年入社
安全・安心でおいしい水を製造しています。
音楽が好きで、よくライブハウスに行きます。

- この記事を書いた人
- あや
TOKAI/2021年入社
アクア本部でチラシや広報誌制作に携わっています。ダンスとディズニーとKPOPとラーメンが大好き。

