現場に潜入!KCT情報センター見学ツアー:受け入れ側の思い
2026年06月04日

TOKAIグループのケーブルテレビでは地域・社会貢献の一環として学生の施設見学、職場体験を受け入れています。*
学生の職場体験の様子については別の記事で詳しく配信していますので、ぜひそちらもご覧ください。
* 全てのケーブルテレビ局が受け入れているわけではありません。
今回は、岡山県倉敷市に本社を置く倉敷ケーブルテレビで実施している小中学生を対象としたKCT*情報センターの施設見学・職場体験について、担当する総務部に受け入れ側の思いを聞いてきました。
* KCT=倉敷ケーブルテレビの略称

▲倉敷ケーブルテレビ本社ビル
― まずは「倉敷ケーブルテレビ」について教えてください。
【KCTコミュニティ放送はまちづくりの合意を形成するための道具である】
という放送理念のもと、「驚愕するニュースやドラマ」ではなく「住民や隣人の出来事」を報じることが自身の役割であり、市民にとってこれが重要なニュースであり、感動的なドラマであると考えています。
地域に根差して約40年間、毎日生放送をして地域の「今」を放送し続けています。
コミュニティ放送で、地域の輪をつなぎ、地域のみなさんの思い出や大切な瞬間を映像で残しています。
― 小中学生の施設見学はどのような経緯ではじめた取り組みでしょうか?
約30年前に地元の小学校から依頼があり、小学生のためのメディア教育や、地域の放送局の仕事を知るキャリア教育を目的として始めました。
今では施設見学に小学2年生くらいから地域のシニアクラブの方まで、幅広い年代の方が来てくれています。
受入数は、コロナ禍以降は「社会科見学」「職場体験」を併せて年間約15件ほどです。
定休日(月曜日)や放送スケジュールの関係で受け入れ態勢が整えられなかったり、複数の学校の申込みが重複してしまったりしてお断りするケースも少なからずあります。
「ケーブルテレビ」という普段はテレビ画面の中でしか見ることのできない場所を見学できることを喜んでくれる方が多いので、依頼があれば出来る限り受け入れるようにしています。
― 確かに大人数となると受け入れられる企業も限られてしまいますよね。
ちなみに多い時は何人くらい来るのでしょうか?
近くにある大きな小学校の見学では、150人くらいになることもあります。
その時にはいくつかのグループに分けて対応しています。

▲スタジオを見学する子ども達の様子を映すカメラ
― 今回小学5年生60名の見学に同行させてもらいましたが、2グループに分けて交互に座学とスタジオ見学をしていました。受け入れ側としても色々な工夫をされているのですね。
― ここでは具体的にどのような見学内容を実施しているのか教えてください。
人数にもよりますが「社会科見学」の所要時間は約90分です。
座学ではCATV事業や、放送に携わる人たちの仕事内容をスライドや動画を使って学習します。
それから実際に使用されている調整室やスタジオを見学して、生放送の番組が放送されるまでにどのような業務があって、本番ではどのような作業をするのかを学習してもらう内容になっています。
「職場体験」では3日程かけて、ひとつの番組の企画から撮影、放送まで、一連の流れを体験してもらいます。
制作した番組は実際にコミュニティーチャンネル内で放送されます。

▲子ども達が調整室の見学をしている様子。正面奥が主調整室。
― 今日の見学では子ども達がスタジオでカメラに向かって話しているのが印象的でした。
スタジオ見学の際には、実際に使っている機材でアナウンサー体験をしてもらったり、記念動画を撮影したりしています。
そのため子ども達は学校でセリフを考えて練習して来てくれます。
撮影した記念動画は生放送のニュースの中で流すので、とても良い思い出になっているようです。
後日、子ども達から感想のお手紙をもらうこともあります。
▲子ども達が見学した実際の放送でも使用されるスタジオ。手前にはカメラやモニター類が並ぶ。
― 最後に、小学生と中学生とでそれぞれどのようなことを意識して対応していますか?
小学生の場合には難しい言葉や表現を使わず、図や動画を使用しながら分かりやすく説明するように心がけています。
中学生の場合には、将来「仕事をする」「働く」ということを意識できるような内容にしています。
中には「学生の時に体験してからずっとケーブルテレビで働いてみたいと思っていた」と言って就職面接に来てくれた子もいます。
― それは嬉しいですね。
はい。そういった声を聞くと、やっていてよかったなと嬉しく思います。
施設見学や職場体験の取組は、地域の未来を担う子ども達に放送メディアへの理解と興味を深めてもらう機会を提供するのと同時に、地域社会との絆を築く重要な役割も果たしています。
今後もこのような取り組みを通じて、地域に根差したコミュニティ放送局として街づくりに貢献していきます。
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- この記事を書いた人
- ふかさわ
趣味の写真撮影や推し活に日々勤しんでいます。アイコンは我が家の玄関を飾る盆栽のぬいぐるみです。Storiesではグループの幅広い事業活動を分かりやすくご紹介していきたいと思います。
