学生×地域×企業で地域の未来を描く。
TOKAIが参加する「シヅクリプロジェクト」:静岡カップ編
2026年03月17日

地域の未来を創ることをテーマに、学生・地域・企業が協働する「シヅクリプロジェクト」。株式会社TOKAIは社員向け研修の一環として、このプロジェクトに参加しています。
今回は3回目の学校訪問から1月17日・24日に開催された静岡カップまでの様子を一挙にお届けします。
担当校それぞれの校内発表会
今年度、TOKAIは静岡翔洋高等学校と静岡学園中学校の2校4クラスを担当し、プロジェクトメンバー11名が各校を分担し3回ずつ訪問しました。
12月、3回目の学校訪問では、生徒たちが考えたイノベーションプランの校内発表会が行われました。1チーム5分間のプレゼンに『私たちの住む静岡がTOKAIの力を借りて、こうなったらいいな』という思いをぶつけてもらいます。
審査員はこれまで伴走してきた私たち社員。
次の3つの視点からプレゼンの評価を行い、各クラス5~7つあるチームの中からクラス代表1チームを選出します。
・『リソース活用力』 リソースの使い方はユニーク?そのチームらしい?
・『企画力』 企画そのものや、それを実現するための方法が論理的?説得力がある?
・『地域貢献度』 この企画が実現したらどのくらい地域が良くなる?
どのチームのプランも2回目の学校訪問の時から大きくブラッシュアップされ、方向性が大胆に変更されたプランもあり、各チームの努力や試行錯誤の軌跡が感じられる発表会となりました。
TOKAIのリソースを調べ尽くして上手に落とし込んだプランなどは、私たちも思わず唸るほど…。生徒たちの発想の豊かさ・柔軟さに驚かされました。
選考は難航しつつも、なんとか各クラスから1チームずつ代表を選出。計4チームが静岡カップファーストステージに進みました。
静岡カップファーストステージ
1月17日に開催された静岡カップファーストステージでは、校内発表会で選出されたクラス代表4チームが再度プレゼン発表を行いました。この中から静岡カップセカンドステージへ進む企業賞・TOKAI代表1チームを選出します。

今回も審査員は私たち社員。学校訪問の際にはそれぞれ担当するクラスを割り振っていたので、自身が担当したクラスの代表チームに思いが強くなり肩入れしがちに…。約半年間伴走してきた生徒たちの立派な発表を見て、我が子の成長を見守る親のような気持ちになってしまいます。
とはいえ、審査はあくまで評価基準に従い公平公正に。
長い長い選考の時間を経て、4チームの中からTOKAI代表1チームを選出しました。

いよいよ結果発表!…の前に、まずは各チームへの講評として審査員からコメントを伝えます。「このリソースの使い方がさすがだったよ」「目の付け所がとってもいいなと思った」等、ポジティブなコメントを生徒たちに届けます。

そしていよいよ結果発表です。
企業賞・TOKAI代表は静岡翔洋高等学校の『VIVA!TOKAI』チーム!!
惜しくも選外となった3チームのメンバーからも激励を受け、TOKAI代表として1週間後の静岡カップセカンドステージに臨みます。

静岡カップセカンドステージ
1月24日に開催された静岡カップセカンドステージでは、ファーストステージで選出された企業代表36チームが4会場に分かれてプレゼン発表を行いました。各会場のグランプリ受賞チームが全国大会へ進みます。
会場には出場する生徒たちや学校関係者の方、応援する企業側のメンバーだけではなく、保護者の方や地域の方も観覧に来ており、朝からものすごい熱気と高揚感に包まれていました。
TOKAI代表の『VIVA!TOKAI』チームのメンバーと引率の先生方と合流すると、少し緊張した様子にこちらまでドキドキ。「たくさん練習したから大丈夫だよ!」と声をかけながら緊張をほぐします。


今回の審査員は外部の有識者の方々とセカンドステージ出場の学校と企業。それぞれが1票ずつ投票し、得票数の多いチームがグランプリ受賞となります。(学校・企業は自分のチームへ投票することはできません)

いよいよセカンドステージが開幕。
前方スクリーンには、今年度のシヅクリプロジェクトのダイジェスト動画が流され、会場の熱気はさらに高まります。
各チームのプレゼン前には、伴走してきた企業チームから応援メッセージの時間が設けられました。『VIVA!TOKAI』チームのメンバーに野球部員がいたことから、TOKAIからの応援メッセージでは静岡翔洋高等学校野球部の応援ダンスを取り入れエールを送りました。

そして、『VIVA!TOKAI』チームのプレゼン発表がスタート。

こちらのチームはTOKAIのリソースである太陽光とLPガスを動力として走る海底列車を提案してくれました。
海底列車の駅は静岡県内の6つの港。舞阪港・御前崎港・焼津港・清水港・下田港・伊東港を高速でつなぎ静岡県内を1時間程度で移動します。
横に長~い静岡県、移動のネックになっていた駿河湾の可能性に着目した夢のあるプランです。

緊張の5分間。
より分かりやすく魅力が伝わる資料に修正したり、放課後にプレゼン練習したりと、勉強や部活で忙しい合間を縫って取り組んでいたと担任の先生から伺っていましたが、その成果が堂々とした発表に表れていました。
プレゼン終了後、審査員の方から講評をいただいている間に会場参加者はQRコードから感想を送ります。送られた感想はリアルタイムで集計され、ピックアップされたキーワードが会場内に共有されました。
自分たちの発表へのリアクションを見た時、緊張も解けて嬉しそうな様子がとても印象的でした。

そして、全9チームのプレゼンが終了。
投票の結果、TOKAI代表『VIVA!TOKAI』チームは残念ながらグランプリを逃してしまいましたが、「全力を出し切ったし達成感も大きいです」という言葉に私たちもとても嬉しく思いました。
プロジェクトを通して
学生・企業・地域が真剣に静岡の未来を考えるシヅクリプロジェクト。
普段立ち入ることのない“教育”の現場に立ち次世代を担う学生たちの感性に触れられたこと、業種や役職の異なる様々な企業の方とフラットに対話できたこと、リフレクション(振り返り)の時間の中で自身の考え方や行動の変化に向き合えたこと、参加した社員にとって多くの学びがあり大変貴重な経験となりました。
関わりのあった学生がいつかTOKAIと何かしらのご縁があるかも?と思うとワクワクしますね。そんな未来を夢見て、今日も笑顔で地域に貢献していきたいと思います。

- この記事を書いた人
- まーたり
東北出身。進学を機に静岡へ。
温暖な気候と居心地の良さに惹かれ、地元へ戻らずそのまま就職。気づけば人生の半分以上を静岡で過ごしています。冬の雪の少なさには、今でも新鮮さを感じる日々です。
